インカ文明とは? |
●インカ文明とは? 1
アンデス文明の系統における最後の先住民国家であるインカ帝国で発達した文化は、メキシコ・グアテマラのアステカ文明、マヤ文明と対比する南米の原アメリカの文明として、インカ文明と呼ばれます。その場合は、巨大な石の建築と精密な石の加工などの技術、土器や織物などの遺物、生業、インカ道路網(インカ道)を含めたすぐれた統治システムなどの面も評価しての呼称です。
製鉄技術、車輪、文字を持たない社会・文明でした。文字のかわりに、紐の結び目で数字を表すキープを用いて版図の人民数や収穫物の量などを把握していました。
先行する文化から、建築様式、陶器、統治機関、金銀青銅などの精製・加工技術などを引き継いでいました。
インカ帝国は、被征服民族についてはインカ帝国を築いたケチュア族の方針により比較的自由に自治を認めていたため、一種の連邦国家のような体をなしていました。
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